*注意*
あくまでも個人的な調査に基づくものであり、公式の見解とは異なる場合があります。
また、信憑性に欠ける場合があります。
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こんにちは、はすなです。最近全く更新していないのですが、2023/09/23の16:00頃(細かいな)に発見したフルーティアふくしまのフォントについてご報告。
なお、フォントに関する画像はこちらでは取り揃えておりません。各自でお探しください。
お忙しい方は フルーティアふくしまとは の項目を飛ばしてお読みください。
FruiTea フルーティアふくしまとは
まずはフルーティアふくしまについて軽くスペックから
フルーティアふくしまは2015年の福島ディスティネーションキャンペーンに合わせ運行を開始した観光列車です。
車両は『走るカフェ』がコンセプトで主に福島県の特産品を使用したデザートが提供されます。
なお、提供するスイーツは月、行先ごとに異なります。
提供するスイーツはこちらのHPでご確認ください。
列車は郡山から会津若松・喜多方を結ぶ夏季路線と同じく郡山から仙台を結ぶ冬季路線があります。
冬季路線は郡山-福島-仙台 間を結ぶ。
夏季路線では会津若松で進行方向が変わります。
登場当初は磐越西線のみで運行され、磐越西線の快速列車に併結し、郡山から会津若松までを運転していた。
その後現在のような旅行商品の単独運行、走行路線になる。
フルーティアふくしまは旅行商品が多く、ツアーなどの団体列車として運行されることも多い。
フルーティアふくしま通常運行は下記のリンクへ
団体列車は下記のリンクへ
過去にフルーティアふくしまは
で運行した実績がある。(どちらも団体臨時列車)
車両は719系700番台を使用し、719系は1990年8月13日に719系0番台H-27編成として落成した車両です。
その後2015年3月6日に719系700番台S-27編成としてフルーティアふくしま用に改造されました。
車両はこんなかんじに
車両の塗装は赤瓦や黒漆喰壁、明治・大正時代といった近代建築の街並みをイメージした塗装となっている。
ちなみにクシという制御車かつ食堂車の車両は国鉄時代から初めてとなる形式だとか。
車両側面の車番は
こちらのサイトの画像を使用し作成
車内
車内に入ると床の漆黒、側面の赤味のある木目、天井の漆のような光沢の天井、
そしてクリーム色の座席で構成される落ち着いた雰囲気でお迎えされる。
この内装は伝統工芸品の会津塗や近代建築をイメージした車内となっている。
テーブルなどが全体的に光沢のある黒なのは漆塗りをイメージしている。
このように改造され、2号車は座席スペースとして
一人席(1号車含まず)4席
二人席(ボックスシート)8席
(1ペア2席で4ペア分)
四人席(ボックスシート)24席
(1ペア4席で6ペア分)
のように利用され、
1号車は簡単なカウンター席6席の他、販売カウンター(おみやげ等)、水、紅茶、珈琲のドリンクバーがあります。
また、ボックスシートで他のお客様と被った場合は、1号車のカウンター席に避難移動することが可能です。
車内で提供するスイーツは月、行先によって変わります。
なお、フルーティアふくしまに使用する719系700番台は車両老朽化のため2023年12月をもって引退いたします。
車両自体は1990年から2023年の33年間、
列車自体は2015年から2023年の18年間の活躍を経て引退となります。
これでももっと前の車両が現役の某西日本はヤバいですね。
本題 フルーティアふくしまのフォント
タイトルの通りフルーティアふくしまのフォントを発見しました。ただ、フルーティアふくしまのフォントについてでもロゴのFruiTeaについてではありません。
このフォントは乗車口案内やありがとう フルーティアふくしまのHPでも使用されているものです。
フォントは結論から申し上げますと砧書体制作所(Kinuta Font Factory)様の丸明オールドである可能性が非常に高いです。
経緯を申し上げますと、(宣伝ではなく)こちらの動画で知った「ためしがき」という存在を知りました。この前からフルーティアふくしまのフォントは気になっていたのでもしかしたらこのサイトで分かるのでは?と思いました。
結果的に言うとこのサイトにはなかったのですが、似たような字体としてHONOKA Project様のほのか系列のフォント、MODI工場様のいろは丸というフォントに絞れました。その後ほのか系列のフォントを調べ、いろは丸については他のフォントタイプもあるだろうと調べると砧書体制作所様のiroha gothicに辿り着きました。
その際砧書体制作所様が他にフォントを制作しているのかとTOPページを開いたところ、砧明朝体、丸明朝体がでてきました。このサイトでは試し打ちができるのでどちらのフォントでもやってみたところ、丸明朝体の「丸明オールド」に辿り着いた訳です。
なお、丸明オールドは37,000円で購入とのことですので我々庶民には手を出しづらいものです。こういうのを使えるのはさすが企業といったところでしょうか。
というわけでフォント求めて三千里みたいな企画(?)も終了。
また会うことがあったらぜひ。
では。
↼郡山 会津若松・仙台⇀
1号車 2号車
改造前 クハ718-28 クモハ719-27
改造後 クシ718-701 クモハ719-701
企画:はすな
調査:はすな
編集:はすな